レポートのカスタマイズ

各仕様書(レポート)のデザインは、お手持ちのAccess2003を使うことによってカスタマイズすることができます。既製の仕様書をオリジナルの仕様書デザインに変更することもできます。ここでは、T'sDocの仕様書の名称とレポート名との関連、およびカスタマイズする際の注意点について説明します。なお、レポートデザインの変更操作そのものについてはAccess2003のヘルプやマニュアルを参照して下さい。

仕様書名 レポート名
表紙 tsdoc_rptCover
目次 tsdoc_rptContents
テーブル一覧表 tsdoc_rptTableList
テーブル定義書 tsdoc_rptTableDefine
インデックス定義部分のサブレポートは、tsdoc_rptTableIndexDefine
クエリ一覧表 tsdoc_rptQueryList
SQL定義書 tsdoc_rptSQLDefine
パラメータ一覧表 tsdoc_rptSQLParameters
テーブル/クエリ関連表 tsdoc_rptTableQueryRelation
リレーションシップ一覧表 tsdoc_rptRelationShip
フォーム一覧表 tsdoc_rptList
レポート一覧表
マクロ一覧表
モジュール一覧表
フォーム定義書 tsdoc_rptFormDefine
フォームコントロール一覧表 tsdoc_rptFormCntrlList
レポートコントロール一覧表 tsdoc_rptReportCntrlList
プロシージャ一覧表
(フォーム/レポート/モジュール)
tsdoc_rptProcList
プロシージャ説明書
(フォーム/レポート/モジュール)
tsdoc_rptProcDefine
プロシージャフロー部分のサブレポートは、tsdoc_rptProcFlow
変数/定数定義書
(フォーム/レポート/モジュール)
tsdoc_rptProcVCDefine
ソースリスト
(フォーム/レポート/モジュール)
tsdoc_rptProcSource
フォーム/テーブル・クエリ関連表 tsdoc_rptFRTableQueryRelation
レポート/テーブル・クエリ関連表
コントロールソース関連表
(フォーム/レポート)
tsdoc_rptCntrlSourceRelation
レポート定義書 tsdoc_rptReportDefine
並べ替え/グループ化定義部分のサブレポートは、tsdoc_rptReportSortGroup
VBA参照設定一覧表 tsdoc_rptReferenceslist
(オブジェクトリファレンスの検索結果) tsdoc_rptObjReference

注意事項

  • カスタマイズは、コントロール位置の変更やオリジナルのラベルコントロールの追加、ページ設定の変更など、なるべく外観に関するものに留めて下さい。データとの関連(レコードソースプロパティやコントロールソースプロパティなど)の変更やモジュールの修正などを行うと、仕様書が正しく印刷されなかったり、予期しないエラーが発生したりする可能性があります。

  • 各レポートのページヘッダーにある「txtDummyPages」コントロールは、ページ番号や目次を正しく印刷するのに必要なものです。絶対に削除しないで下さい

  • 以下のSubプロシージャ呼び出し部分は削除しないで下さい。これを削除すると、仕様書名が印刷されなかったり、各仕様書および目次のページ番号が正しく印刷されません。

    ’ページヘッダのページ番号をセット
    tsdoc_SetReportPage Me
    ’レポート内部の最後のページ番号を全体のページ番号にセット
    tsdoc_SetReportClose Me
    ’ページヘッダのラベルキャプションをセット
    tsdoc_SetReportHeader Me
    ’レコードソースごとに変化するコントロールのプロパティをセットする
    If Not tsdoc_SetXrsrptRecordProp(Me) Then
    Cancel = True
    End If
    ’変数gstrPrintFilterに応じてレコードソースを切り替え
    Me.RecordSource = gstrPrintFilter

  • 上表で、1つのレポートに複数の仕様書が対応しているものは、レポートを開く際にコード上でPublic変数の値を切り替えることによって1つのレポートを兼用しています。デザイン変更する際はその点に留意して下さい。