今回は、USBタイプあるいはキーボードインラインタイプのバーコードリーダーの利用を前提条件としています。したがって、それらのハードウェアが正しく接続さえされていれば(リーダーによっては初期設定が必要なものもあります)、商品コードのバーコードの読み取りやそのデータの画面への入力をあらたまって意識する必要はありません。すでにテーブル上の「商品コード」フィールドはJANコード対応にしてありますし、フォームのデザインもそれ合わせて変更しています。バーコードリーダー入力に伴う追加カスタマイズはありませんので、ここではその動作確認だけをしておくことにしましょう。
- 「frm売上伝票入力」フォームのフォームビューを開きます。
- #6のカスタマイズによってカーソルが「商品コード」の欄にあることを確認します。

- すでに商品マスタが登録してあることを前提に、その商品のバーコードをリーダーで読み込みます。
- 上記のタイプのリーダーの場合、それによって13桁のJANコードAccessフォームにそのまま入力されるはずです。さらに、ハードウェアの機種や設定にもよりますが、その文字列データに続けてTABコード(Tabキー)やCRLFコード(Enterキー)が入力され、「商品コード」のコンボボックスの値が更新されます。それと同時に商品マスタデータの「商品名」や「単位」、「販売単価」、「販売原価」なども自動入力されるはずですので、それを確認してみてください。
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