#23 売上月別の伝票枚数を集計する



Format$関数の演算フィールドと集計クエリを使った事例として、今度は年月日形式の「売上日付」フィールドを"月"だけの形式に変換して、それぞれ「伝票番号」の"カウント"を集計します。日付のデータを"月"表示にするには、Format$関数において"mm"という書式設定を使います。なお、この"月"をグループ化の基準として集計した場合、その実行結果では、例えば2001年の7月も、2002年の7月も、すべて同じ7月のデータとして1件に集計されます。

※日付から"月"だけを取り出す関数として、Month関数というのもあります。例えば、Month(#2002/07/15#)の計算結果は"7"となります。クエリのデザイン上では、これも、「売上月:Month([[売上日付])」のような記述で使います。


デザインビュー


SELECT Format$([売上日付],"mm") AS 売上月, Count(tbl売上伝票.伝票番号) AS 伝票番号のカウント
FROM tbl売上伝票
GROUP BY Format$([売上日付],"mm");



データシートビュー

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