#22 インデックスを付ける

フィールドに「インデックス(索引)」を設けておくことによって、そのフィールドを基準とした並べ替えや抽出が高速になります。これは、クエリでそのフィールドを他のテーブルと結合する場合にも効力を発揮します。
また、インデックスには"重複あり"と"重複なし"の2種類がありますが、"重複なし"のインデックスを設定しておくことによって、他のレコードと同じデータを入力することができなくなります。それによって、例えば「社員コード」のような、テーブルの中に同じデータが複数存在してはいけないようなフィールドのデータ入力に際し、重複チェックを自動的に行わせることができます。
この設定を行うには、次のようにフィールドプロパティを設定します。
  1. テーブルのデザインビューの上半分の画面より、インデックスを付けたいフィールドを選択します。

  2. 画面下半分の「フィールドプロパティ」欄のうち、"インデックス"プロパティの欄で、"はい (重複あり)"または"はい (重複なし)"を選択します。

"はい (重複なし)"に設定したフィールドに、既存のレコードと同じデータを入力して保存しようとすると、次のようなメッセージが表示されます。もちろん、データを他のレコードと重複しない値に書き換えるまで、レコードを保存することはできません。



※テーブル全体のインデックスの管理は、[表示]-[インデックス]メニューで表示される、「インデックス」ダイアログでも行うことができます。


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