#758
「DateValue」関数を使うと、年月日などの日付型のような値を持った”文字列”を正式な”日付型”に変換することができます。日付型に変換することで、DataAddやDateDiffなど、日付に関する関数の引数としても使えるようになります。
- たとえば、「"2023/10/1"」は前後を「"」で囲まれているので文字列型ですが、DateValue関数に引数として渡して返り値を得ることで、「2023/10/1」という日付型にすることができます。
- またこれを応用することで、「"2023" & "/10" & "/1"」のような文字列式を「2023/10/1」という日付型に変換することもできます。
- さらに、「2023 & "/" & 11 & "/" & 15」のように、年・月・日それぞれの数値と「"/"」で結合された文字列式を「2023/11/15」という日付型に変換することもできます。
使用例：
Debug.Print DateValue("2023/10/1")
Debug.Print DateValue("2023" & "/10" & "/1")
Debug.Print DateValue(2023 & "/" & 11 & "/" & 15)
Dim intYY As Integer, intMM As Integer, intDD As Integer
Dim dtmDate As Date
intYY = 2023
intMM = 12
intDD = 31
dtmDate = DateValue(intYY & "/" & intMM & "/" & intDD)
Debug.Print dtmDate
Debug.Print DateAdd("d", 1, dtmDate)
