#750
Accessのテーブル/クエリ/フォームでは、あるレコードを編集し始めるとその左端にあるレコードセレクタが鉛筆のアイコンに変わります。そして、編集が完了して保存されたり、編集がキャンセルされたりすると元の矢印のアイコンに戻ります。
この編集中かどうかの状態はVBAから参照することもできます。それにはフォームの「Dirty」プロパティの値を参照します。それがTrueであれば編集中、Falseであれば編集中ではありません。
次のプログラム例では、フォームに配置したボタンのクリックでそのレコードが編集中かどうかをメッセージ表示しています。
プログラム例：
Private Sub cmd編集状態_Click()
'[編集状態]ボタンクリック時
If Me.Dirty Then
MsgBox "カレントレコードは編集中です！", vbOKOnly + vbInformation
Else
MsgBox "カレントレコードは編集中ではありません！", vbOKOnly + vbInformation
End If
End Sub
実行例：
