#482 コマンドボタンを使ってイメージマップを作る方法 フォーム

画面に表示された一枚の画像に対して、クリックする位置によって処理を分岐する(異なる処理をさせる)、イメージマップを作る例です。
ここではコマンドボタンコントロールのプロパティを設定することでそれを実現する例を紹介します。
コマンドボタンの特性上、四角形しかクリック領域を取ることができませんが、それなりに凝った作りにすることはできると思います。


そのようなフォームは、次のような手順で作成します。
  1. まずフォームにイメージコントロールを使って画像を挿入します。
    画像を挿入する

  2. 背景となる画像の内容に合わせて、クリックしたら処理を実行させたい位置とサイズで、コマンドボタンコントロールを配置します。
    コマンドボタンを配置する

  3. コマンドボタンに、次のようなプロパティ設定を行います。

    • 「名前」プロパティ → 任意の名前

    • 「透明」プロパティ → はい (これが重要ポイントです)

    • 「ポイントしたときのカーソル」プロパティ → ハイパーリンクの手 (この設定は任意です)

    コマンドボタンにプロパティ設定を行う←デザイン時にすでにボタンは透明になります

  4. このコマンドボタンにクリック時イベントプロシージャなどに、実際の処理内容を記述します。

    Private Sub cmd左上_Click()
      MsgBox "左上がクリックされました!", _
                  vbOKOnly + vbInformation
    End Sub


  5. 必要なボタンの数だけ、2〜4の操作を行います。

実行例:
実行例
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