#171 レコードセットをXMLに出力する方法 VBA

DAOとADO、どちらもテーブルやクエリーにアクセスするためのオブジェクトで、基本的には似たようなコーディングによってレコードセットの操作を行うことができます。しかし中にはADOだけが持つ機能もいくつかあります。その中の1つが、開いたレコードセットをそのままファイルとして保存できる機能、「Save」メソッドです。そして、このメソッドの2つ目の引数に定数「adPersistXML」を指定することによって、レコードセットをXML形式で保存することができます。

次の例では、「都道府県テーブル」という名前のテーブルよりレコードセットを生成し、それをそのまま c:\My Documents というフォルダに「都道府県.XML」という名前のXMLファイルとして保存しています。
Dim cnn As New ADODB.Connection
Dim rst As New ADODB.Recordset
  
Set cnn = CurrentProject.Connection
With rst
  .Open "都道府県テーブル", cnn, adOpenKeyset, adLockOptimistic, adCmdTableDirect
  rst.Save "c:\My Documents\都道府県.XML", adPersistXML
  .Close
End With
cnn.Close

保存されたXMLファイルをブラウズしたところ
保存されたXMLファイルをブラウズしたところ 保存されたXMLファイルをブラウズしたところ
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