#148 | テキストボックスの値を↑・↓キーで増減させる方法 | フォーム、VBA | |
フォームのテキストボックスコントロールに、次のような"KeyDown/キークリック時"イベントプロシージャを割り当てると、スピンボタンのような感覚で、↑・↓キーによってテキストボックスの数値を増減させることができます。 次の例では、"txtData"という名前のテキストボックスを使い、↑・↓キーによって、現在の値をそれぞれ+1・−1するようにしています。もし、増減させる値を10単位にしたいような場合には、定数 cintUpDownValue の値を10にします。 Private Sub txtData_KeyDown(KeyCode As Integer, Shift As Integer)
'1回当たりの増減値 Const cintUpDownValue As Integer = 1 With Me!txtData If KeyCode = vbKeyUp Then '↑キーで値を増加 .Value = Nz(.Value) + cintUpDownValue ElseIf KeyCode = vbKeyDown Then '↓キーで値を減少 .Value = Nz(.Value) - cintUpDownValue End If End With End Sub ※"KeyDown/キークリック時"イベントプロシージャには、「Shift」という引数も用意されています。この値を調べることによって、キーがクリックされたとき、Shiftキー・Ctrlキー・Altキーも同時に押されていたかどうかも知ることができます。これを応用することによって、「Shift+↑」キー操作では数値を10増やし、「Shift+Ctrl+↑」キー操作では100増やすといったこともできるようになります。「Shift」という引数はビットマスクによってその値を調べます。詳細はAccessのオンラインヘルプをご覧ください。 |
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