#100 | FileSystemObjectでファイルの情報を列挙する方法 | VBA | |
FileSystemObjectオブジェクトを使って、ファイルシステムのファイル情報を列挙するには、FileSystemObjectオブジェクトの"Filesコレクション"および"Fileオブジェクト"を使います。 Fileオブジェクトはある一つのファイルの情報をプロパティとして持っています。ファイルの情報とは、エクスプローラで表示されるファイルの情報と同じものです。またFilesコレクションはそれらのファイルの集まりで、あるフォルダ内のすべてのファイルの集合体です。Filesコレクションに属するすべてのFileオブジェクトを調べることによって、あるフォルダにあるすべてのファイル情報を列挙することができます。 Dim Fso As Object
※ファイルの中には作成日時が「不明」というものもあります。その場合、DateCreatedプロパティを調べようとするとエラーが発生します。ここでは
On Error Resume Next を使ってそのエラーは無視するようにしています。Dim Fds As Object Dim Fl As Object Set Fso = CreateObject("Scripting.FileSystemObject") 'Cドライブのルートを対象にします Set Fds = Fso.GetFolder("c:\") 'Filesコレクション内の各ファイルの情報を列挙します For Each Fl In Fds.Files With Fl 'ファイル名 Debug.Print .Name, On Error Resume Next 'ファイルの作成日時 Debug.Print .DateCreated, 'ファイルの最終アクセス日時 Debug.Print .DateLastAccessed, 'ファイルの最終更新日時 Debug.Print .DataLastModified, On Error GoTo 0 'パス名 Debug.Print .Path, 'サイズ Debug.Print .Size End With Next Fl |
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