テーブルやクエリのレコードを「DAO」で扱う際のメソッド「OpenRecordset」の、引数に指定するパラメータの一覧です。
ただし、Accessデータベースを扱う場合はJetデータベースエンジンがある程度最適化してくれますので、(個人的には)あまりこだわりません。
<OpenRecordsetメソッドの構文>
Set recordset = object.OpenRecordset(source, type, options, lockedits)
■引数typeはRecordsetの種類を設定します。
定数 |
内容 |
dbOpenTable |
テーブルタイプ |
dbOpenDynamic |
動的タイプ |
dbOpenDynaset |
ダイナセットタイプ |
dbOpenSnapshot |
スナップショットタイプ |
dbOpenForwardOnly |
前方スクロールタイプ |
■引数optionsは特定に関する設定を行ないます(複数の組み合わせ可)。
定数 |
内容 |
dbAppendOnly |
レコード追加のみ許可する |
dsbSQLPassThrough |
SQLをODBCデータソースに渡す |
dbSeeChanges |
編集中のデータを他のユーザーが変更しようとしたときエラーを発生させる |
dbDenyWrite |
他のユーザーによる更新や追加を不可とする |
dbDenyRead |
他のユーザーによる読み取りを不可とする |
dbRunAsync |
非同期クエリーを実行する |
dbExecDirect |
SQLExecDirectを直接呼び出してクエリを実行する |
dbInconsistent |
矛盾のある更新を許可する |
dbConsistent |
一貫性のある更新のみを可能とする |
■引数lockeditsはロックに関する設定を行ないます。
定数 |
内容 |
dbReadOnly |
ユーザーがRecordsetオブジェクトを変更できないようにする |
dbPessimistic |
排他的ロック(Editメソッドによってページをロックする) |
dbOptimistic |
共有的ロック(Updateメソッドを実行するまでロックされない) |
dbOptimisticValue |
列の値に基づく共有的同時実行 |
dbOptimisticBatch |
バッチ更新可能 |
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