#13 よくあるエラー定数集

On Error GoTo を使ってエラーをトラップする際、エラー番号を数字で書くよりも、文字で表現された定数を使った方があとでコードが分かりやすくなります。また、あらかじめ想定されるエラー番号を定数化して整理しておくと、プロジェクト全体や複数のアプリケーション間のコードが標準化されるメリットもあります。

以下にまとめたエラー定数は、あくまでも勝手に付けた名前です。好みや必要に応じて書き換えたり追加してください。なお、これらの定数は、一般的には標準モジュールのDeclarationsセクションで、"Const"または"Public Const"で宣言して使います。

エラー定数 エラー内容
ERR_UNKNOWN = 0 未知のエラー
ERR_FILENOTEXIST = 53 ファイルが存在しない(DOSレベル)
ERR_CANTFILEOPERATE = 70 ファイルの削除等の操作ができないエラー
ERR_CANTSETFOCUS = 2110 フォーカスを移動できないエラー
ERR_NOHASVALUE = 2427 指定した式に値がないエラー
ERR_NOTOPENOBJECT = 2450 オブジェクトが開いていないエラー
ERR_NOTEXISTFIELD = 2465 フィールドが見つからないエラー
ERR_DOCMDCANCEL = 2501 Docmdで実行がキャンセルされたエラー
ERR_NOTEXISTOBJECTLINK = 3011 リンクするオブジェクトが見つからないエラー
ERR_NOCURRENTREC = 3021 カレントレコードなしエラー
ERR_TBLINDEXDOUBLE = 3022 テーブルインデックスの重複エラー
ERR_NOLINKTABALE = 3024 リンクMDBファイルが見つからないエラー
ERR_LINKMDBNOTEXIST = 3043 リンク先MDBが見つからないエラー(Diskエラー)
ERR_NOLINKPATH = 3044 リンクMDBファイルのパスが見つからないエラー
ERR_TABLENOTEXIST = 3078 テーブル/クエリーが見つからないエラー
ERR_CANTFIELDEDIT = 3164 フィールドを更新できないエラー
ERR_RECDELETED = 3167 レコードがすでに削除されているエラー
ERR_MDBEXISTED = 3204 MDBファイルが既に存在するエラー
ERR_TABLELOCKED = 3211 テーブルが別プロセスでロックされているエラー
ERR_EDITLOCKED = 3218 レコードがロックされて編集できないエラー
ERR_NOCONTAINER = 3265 Containerオブジェクトが存在しないエラー
ERR_NOTPROPERTY = 3270 Documentでプロパティなしエラー
ERR_DROPTABLE = 3371 存在しないテーブルの削除エラー
ERR_DROPTABLE2 = 3376 存在しないテーブルの削除エラー
ERR_NOTEXISTOBJECTDEL = 7874 削除するオブジェクトが見つからないエラー

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