#29
あるフィールドに入力されているデータと同一のデータを持っているレコードだけを抽出したい場合には、「選択フィルタ」を使うと便利です。
- まず、抽出したいデータを持ったフィールドを選択します。その際、複数の文字を範囲選択しないよう（カーソルが縦棒の状態）にします。
- マウスの右ボタンのクリックによって表示されるショートカットメニューより、[選択フィルタ]を実行します。次の例では、カーソルが一番上のレコードにある状態で選択フィルタを実行することによって、単価が「￥２００」であるレコードだけが抽出されています。
フィールドを選択する際、複数の文字範囲を選択することによって、より高度な抽出を行うことができます。例えば、
- 左端の任意の数の文字を選択して選択フィルタを実行すると、選択されている複数の文字で始まるレコードだけが抽出されます。・・・・次図は「￥２」を選択して実行した例
- 中間の任意の数の文字を選択して選択フィルタを実行すると、選択されている複数の文字を任意の位置に含むレコードだけが抽出されます。・・・・次図は「２０」を選択して実行した例
- 右端の任意の数の文字を選択して選択フィルタを実行すると、選択されている複数の文字で終わるレコードだけが抽出されます。・・・・次図は「８０」を選択して実行した例
※選択フィルタでは、複数のフィールドに対して順番に実行することによって、レコードを徐々に絞り込んでいくようなこともできます。
※抽出された状態を解除し、すべてのレコードを表示させるには、ショートカットメニューより[フィルタ/並べ替えの解除]を実行します。
