#24 住所入力支援機能を使う

郵便番号の7桁化によって、郵便番号からかなり細かな住所まで導き出せるようになりました。このメリットは、Accessの住所入力にも活用することができます。Access自体が持っている「住所入力支援」機能を使うのです。それによって、"郵便番号"データを入力するだけで、それに対応した"住所"データが、別のフィールドに自動入力されます。あとは番地などを入力するだけです。

"郵便番号"フィールドと"住所"フィールドを持っているテーブルを想定して、その機能をテーブルに追加してみます。
  1. まず、"郵便番号"フィールドを選択します。

  2. 画面下半分の「フィールドプロパティ」より、"住所入力支援"プロパティ欄を選択します。


  3. その欄の右側に[...]ボタンが表示されますので、それをクリックします。クリックすると「住所入力支援ウィザード」画面が表示されます。


  4. 最初の画面では、郵便番号データを入力するフィールドを指定します。もちろんここでは、フィールドの一覧より"郵便番号"を選択します。


  5. [次へ]ボタンをクリックします。

  6. 次の画面では、住所データを入力するフィールドを指定します。"住所"フィールドだけに住所データを入力しますので、ここでは[住所の構成]から"分割なし"を選択し、さらにフィールドの一覧より"住所"を選択します。・・・・・この設定画面からも分かるように、住所データを、"都道府県"と"住所"などの複数のフィールドに分割して自動入力させることも可能です。


  7. [次へ]ボタンをクリックします。

  8. 続いての画面で、実際に動作確認を行います。


  9. 動作確認がOKなら、最後に[完了]ボタンをクリックします。

※このプロパティ設定は、"住所"フィールドの方で行ってもかまいません。どちらの場合も、結果的には、"郵便番号"と"住所"の両方にプロパティが設定されます。

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