#17 定型入力を使う

郵便番号では、"123-4567"というように、3桁の数値+"-"+4桁の数値にその入力形式が決まっています。このような入力データにおいては、「定型入力」の機能を使うと便利です。決められた文字数(3桁や4桁)以上のデータは入力できなくなりますし、"-"といった定型文字も入力する必要がなくなります。それには、次のようなフィールドプロパティの設定を行います。
  1. テーブルのデザインビューの上半分の画面より、定型入力を設定したいフィールドを選択します。

  2. 画面下半分の「フィールドプロパティ」欄のうち、"定型入力"プロパティの欄に「000\-0000;0;_」のような定型入力書式を設定します。


定型入力を設定すると、データシートビューにおいては、あらかじめその入力形式が初期表示されます。以下の画面では、郵便番号の3桁と4桁の入力枠が"_"で、またそれらを区切る"-"が初期表示されています。



※"定型入力"プロパティの入力欄の右側にある[...]ボタンをクリックしてみてください。「定型入力ウィザード」が起動します。これによって、あらかじめ用意されている定型入力のパターンを選択することによって、このプロパティを設定することもできます。

※定型入力にはいろいろな設定パターンがあります。詳細については、Accessのヘルプを確認してください。


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