Chapter4-4 コマンドボタンウィザード

テキストボックスをはじめとする多くのコントロールは、テーブルのフィールドと連結することができます(「ControlSource」プロパティ)。その設定を行なうだけで、データ入力用画面としての役目を果たすことができます。

しかし、コマンドボタンボタンコントロールの場合には、クリックしたときなどのイベントプロパティを設定してはじめてその機能が発揮されます。そのため、「コントロールウィザード」によって起動される「コマンドボタンウィザード」には、唯一、クリック時のイベントプロシージャを簡単に自動生成するための機能が付いています。

コマンドボタンウィザードの利用手順

  1. ツールボックスを表示し、[コントロール ウィザード]がONの状態にする

  2. 通常の手順で、コマンドボタンコントロールをフォーム上に配置する操作を始める ⇒コマンドボタンウィザードが起動

  3. ウィザードでボタンの動作を選択

  4. ウィザードの指示にしたがって、設定作業を進める

  5. すべての手順が完了すると自動的にコードが生成される


コマンドボタンウィザードは次のように利用します。

  1. リボンより、[コントロール ウィザードの使用]がONの状態にします。


  2. 通常の手順で、コマンドボタンコントロールをフォーム上に配置する操作を始めます。
    ⇒これによってコマンドボタンウィザードが起動します


  3. コマンドボタンウィザードで、ボタンの動作を選択します。
    左で”種類”を選択したあと、それぞれの動作を右の”ボタンの動作”のリストの中から選択します。


  4. ウィザードの指示にしたがって、設定作業を進めます。設定項目は、ボタンの動作によって変わります。



  5. すべての手順が完了すると、自動的にコードが生成されます。
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