4.3 読み込んだレコードをそのまま画面表示する

ODBC用の関数である「odbc_result_all関数」を使うと、SELECT文によって得られた結果セットの内容を、たった1つの命令だけでHTMLの表として画面に表示させることができます。TABLEタグなどの記述は一切不要です。

この関数では、第1引数にodbc_exec関数の返り値である結果セットIDを、また第2引数としてHTMLのTABLEタグの属性(border、cellpadding、cellspacingなど)をHTML文法通りの文字列で指定します。

<?php

  $DSN        = "AccessPHP";    //データ ソース名
  $DBUSER     = "";             //ログインユーザー名
  $DBPASSWORD = "";             //パスワード

  //Accessデータベースに接続
  if (! $con = odbc_connect($DSN, $DBUSER, $DBPASSWORD)) {
    exit("Accessデータベースに接続できませんでした!");
  }

  //仕入先テーブルから都道府県が東京都のレコードだけ読み込むSQLを組み立て
  $sql = "SELECT 仕入先コード, 仕入先名, 担当者名, 部署, 都道府県
          FROM 仕入先 WHERE 都道府県 = '東京都'";

  //結果セットを取得
  $rst = odbc_exec($con, $sql);

  //結果セットをそのまま表として画面表示
  odbc_result_all($rst, "border='1'");

  //ODBCとの接続を解除
  odbc_close($con);

?>
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