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- "CanGrow/印刷時拡張" プロパティ
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- このプロパティがTrueの場合、印刷時やプレビュー時にそのセクションやコントロールの高さが自動的に調整され、そこに入力されているデータすべてが出力されるようになります。一方Falseの場合には、常にデザイン時の高さのまま出力されます。それ以上の長さのデータが入力されている場合、それらは出力されません。
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- フォームセクション、テキストボックス、サブフォーム
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Private Sub fraProperty_AfterUpdate()
'[プロパティの設定]オプショングループの更新後処理
Const cstrForm As String = "フォーム025View"
'対象フォームをデザインビュー&非表示で開く
DoCmd.OpenForm cstrForm, acDesign, , , , acHidden
'対象フォームのプロパティを設定
With Forms(cstrForm)
Select Case Me!fraProperty
Case 1
'印刷時拡張を有効にする
!txtデータ.CanGrow = True
Case 2
'印刷時拡張を無効にする
!txtデータ.CanGrow = False
End Select
End With
'対象フォームを保存したあと表示する
DoCmd.Close acForm, cstrForm, acSaveYes
DoCmd.OpenForm cstrForm
End Sub
ここでは、下図のように、テキストボックスの高さに収まらない行数のデータが入力されている状態でフォームをプレビューした結果を比較してみます。
- 印刷時拡張が有効であると、入力された複数行のデータがすべて表示されるよう、テキストボックスの高さがデザイン時よりも高くなって印刷されます。
- 印刷時拡張が無効の場合には、入力されたデータの行数に関わらず、デザイン時の高さのまま印刷されます。その高さに収まらないデータは出力されません。
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