#16 ImageComboBoxコントロール(階層表示)

ImageComboBoxコントロールがAccess標準のコンボボックスコントロールと異なるもう1つの大きな点は、各項目ごとに任意のインデントを付けられるという点です。イメージと組み合せることで、項目をより階層的に表現することができます。

下図はエクスプローラやファイル選択のダイアログでよく見かけるインタフェースですが、本項では例としてそれを擬似的に作ってみました。サンプルですので、実際のハードウェアとの連動はまったくありませんが、インデントの付け方の例として参考にしてください。

エクスプローラの例



ポイント

Addメソッド
このメソッドの6番目の引数で、ドロップダウン表示時の階層レベルを指定することができます。デフォルトのレベルはゼロで、この数値を増やすことによって右にインデントすることができます。


サンプルフォームの実行例

ImageListコントロールのプロパティ


ImageComboBoxコントロールをドロップダウンしたところ


"コントロールパネル"を選択したところ


※このサンプルでは大きいサイズのアイコンを使っています。ImageComboBoxコントロールでは、デザイン時に高さをいくら設定しても、そのアイコンの高さによって実行時には自動的に再調節されてしまいます(図のようにかなり大きな高さになってしまいます)。


サンプルDBのダウンロード

comctl_16.lzh(comctl_16.mdb)

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