#15 ImageComboBoxコントロール(分類表示)

ImageComboBoxコントロールでは、ImageListコントロール内にあらかじめ用意しておくことで、さまざまなイメージを表示することができます。プログラムでうまく仕分けることによって、データの分類ごとにそのイメージを切り分けるようなこともできます。

本項では、複数のイメージをImageComboBoxコントロールに表示する例として、テーブル上の"商品区分"というデータ内容に応じてイメージを切り替えるサンプルを掲載します。

なお、サンプルフォームでは、ImageComboBoxコントロールでの選択に応じてサブフォームの内容が切り替わるようになっていますが、ImageComboBoxコントロールにはValueプロパティがないため、直接的なリンクの設定はできません。そこで、非表示のテキストボックスコントロールを経由して、メインフォーム/サブフォームをリンクさせる方法を使っています。


ポイント

Addメソッド
ComboItemをイメージコンボボックスに追加するメソッドですが、この第4引数であるImageListコントロール上のキー名を、商品区分のデータに応じてSelect〜Caseで切り替えます。もちろん、あらかじめ商品区分の数を予定しておき、それに応じたイメージをImageListコントロールに用意しておかなければなりません。
一方、画面上に表示するテキストには「商品区分」フィールドのデータをそのままセットします。


サンプルフォームの実行例

ImageListコントロールのプロパティ


ImageComboBoxコントロールをドロップダウンしたところ


"加工食品"を選択したところ


"調味料"を選択したところ



サンプルDBのダウンロード

comctl_15.lzh(comctl_15.mdb)

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