TreeViewコントロールに関する、その他のプロパティ等の利用サンプルを掲載します。
ポイント
- Expandedプロパティ
- Nodeオブジェクトのプロパティです。これをTrueにすることで、特定のノードを展開することができます。これはちょうど[+]マークをマウスでクリックする操作をプログラムから実行するのと同じです。この処理をループを使ってすべてのノードに対して行なうことで、ノードをすべて展開することができます。
一方、このプロパティをFalseにすることで、反対にノードを閉じることができます。
- Checkboxesプロパティ
- TreeViewコントロールのプロパティで、これをTrueにすることで各ノードにチェックボックスを付加することができます。
また、そのチェックボックスにチェックが付いているかどうかは、各NodeオブジェクトのCheckedプロパティで確認することができます。
- HotTrackingプロパティ
- TreeViewコントロールのプロパティで、これをTrueにすると、マウスが各ノード上を通過する際にノードのテキストに下線が表示されます。
- FullRowSelectプロパティ
- TreeViewコントロールのプロパティで、これをTrueにすると、ノードを選択したときに、そのテキストの範囲だけでなく、TreeViewコントロールの右端まで背景が反転表示(行全体選択)されるようになります。
- Indentationプロパティ
- TreeViewコントロールのプロパティで、ノードの階層間のインデント量を数値で設定します。
サンプルフォームの実行例
ノードをすべて展開
チェックボックスを付加、さらにいくつかの項目をチェック
行全体選択をTrueにしたところ
インデントを小さくした状態
サンプルDBのダウンロード
comctl_06.lzh(comctl_06.mdb)
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