#109 オプション設定をVBAから行うには? VBA

Accessのメニューの[ツール]-[オプション]で設定する各オプションは、VBAから動的に変更することができます。それには、ApplicationオブジェクトのSetOptionメソッドを使います。

例えば、オプション画面の[データシート]タブにあるいくつかの設定を変更してみます。このコードを、起動時に最初に表示するフォームなどで実行することによって、各フォームで使うデータシートのデザインを個々に変更する必要がなくなります。しかし、事前にそれまでの設定値をPublic変数に保持しておくなどして、データベースを閉じるときにはその値に戻すようにした方がよいでしょう。この設定はAccess本体の設定を変えますので、他のデータベースを読み込んだときも継続的に設定が生きてしまいます。
'フォントの色を白にします
Application.SetOption "Default Font Color", acColorIndexWhite
'背景の色を青にします
Application.SetOption "Default Background Color", acColorIndexBlue
'垂直枠線を表示しません
Application.SetOption "Default Gridlines Horizontal", False
'フォント名を"MS 明朝"にします
Application.SetOption "Default Font Name", "MS 明朝"
'フォントを太字にします
Application.SetOption "Default Font Size", 14

※オプションには他にもたくさんの項目があります。項目ごとにどんな文字列("Default Font Color"など)を引数とするかは、ヘルプを参照して下さい。
※"Application."の部分は省略することができます。
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