#744 | ナビゲーションのユーザー設定のグループ化の使用例 | データベース | |
Accessでオブジェクトを作ったり変更したり、あるいは探したりする操作において”ナビゲーションウィンドウ”はけっして欠かせないものですが、その表示方法をいろいろ変更することで、作業を効率化することができます。 ここではその中の「ユーザー設定のグループ化」について説明します。この操作は、特にオブジェクト数が大量の場合、ナビゲーションウィンドウをスクロールして探したり開いたりといった作業がかなり簡単になります。 例としてデータベースの内容が次のような状況だったとします。
そのようなとき、「仕入」と「売上」という”ユーザー設定のグループ”を作り、仕入関連オブジェクトと売上関連オブジェクトをそれぞれに分類しておきます。さらにナビゲーションウィンドウをグループごとの表示にすることで、テーブルやクエリなどのオブジェクトの種類に関わらず仕入なら仕入に関連したオブジェクトを連続して表示させることができ、スクロールも探す手間もぐっと減るはずです。 そのグループ化は次のようにして行います。
【補足】
ユーザー設定のグループに割り当てられたオブジェクトの左端のアイコンを確認してみてください。左下に小さな矢印が付いています。これは、それが「ショートカット」であることを表しています。つまり、そのグループにオブジェクトの実体があるわけではなく、あくまでもショートカットがグループに属していることになります。そのショートカット状態のオブジェクトを削除した場合、グループから削除されるだけであって、実体が削除されるわけではありません。削除操作によって「割り当てられていないオブジェクト」グループに移動します。 【注意】 「割り当てられていないオブジェクト」グループのオブジェクトを削除すると実体も削除されますので注意してください。 |
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