#733 | PDFエクスポート後に開くかどうかをチェックボックスで指定する例 | レポート、VBA | |
Accessのマニュアル操作でレポートのプレビューを開くと、リボンは下図のようなものに変わります。 ここで[PDFファイルまたはXPS]ボタンをクリックすると、次のようなダイアログが開き、出力先のPDFファイルのパスやオプションなどを指定することができます。 一方、プログラムを使ってPDFファイルにエクスポートする場合には「DoCmd」オブジェクトの「OutputTo」メソッドを使いますが、出力先のパスなどはコード上で直接指定するため、上記のようなダイアログは自動では開きません。ダイアログを表示するには別の処理が必要です。しかし、ダイアログの左下にある[発行後にファイルを開く]というオプションについては、自分で作ったフォームに簡単に組み込み、その設定を「OutputTo」メソッドに渡すことができます。 それには、次のようなフォーム、プログラムを作成します。 サンプルフォーム: ここでは例として下記のようなコントロール名としています。
[発行]ボタンクリック時の処理: Private Sub cmd発行_Click() '[発行]ボタンクリック時 'R_名簿レポートをPDFファイルにエクスポート DoCmd.OutputTo acOutputReport, "R_名簿", acFormatPDF, Me!txt発行先パス, Me!chk発行後オープン End Sub 実行例: 【補足】
次のようなコードを使うことで、チェックボックスやフォームは使わずにメッセージボックスでそれを選択することもできます。Dim blnAutoOpen As Boolean
blnAutoOpen = (MsgBox("発行後にPDFファイルを開きますか?", vbYesNo + vbQuestion) = vbYes) DoCmd.OutputTo acOutputReport, "R_名簿", acFormatPDF, "D:\名簿.pdf", blnAutoOpen |
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