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列挙型(列挙体)Enumの使い方 | VBA |
VBAのプログラムをコーディングしていく際、たとえば「MsgBox」関数を使うときであれば、「MsgBox "メッセージ文"」と入力し、さらに「,」をキーインすると自動的に次の引数の入力候補がリスト表示されます(VBEのオプションの”自動メンバー表示”がONの場合)。 ![]() 「MsgBox」ではここで”vbOKOnly”や”vbOKCancel”などが表示されますが、実はこれらの値は「vbOKOnly」といった文字データではなく、それぞれが”数値”を表しています。たとえば「vbOKOnly → 0」、「vbOKCancel → 1」、「vbAbortRetryIgnore → 2」、「vbYesNoCancel → 3」です。 ですので、プログラムでも「vbOKOnly」ではなく「0」と記述してもよいのですが、数値だとそれぞれの意味合いが分かりづらいので、すぐにイメージできる文字表記で記述できるようAccess VBAに組み込まれています。 そのような定数表記の仕組みを自分で独自に作ることができます。それを作る際に使うのが『列挙型(列挙体)』で、VBAのコードでは「Enum」を使って表記します。 次の例では、役職を表す「Pos」という名前の列挙型でそれぞれの役職(の数値)をメンバーに設定、その利用例を示しています。
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