#697
「Accessのオプション」画面（主には”現在のデータベース”）に表示される、カレントデータベースのデータベースプロパティを列挙するプログラム例です。
Dim prp As Property
On Error Resume Next
For Each prp In CurrentDb.Properties
Debug.Print prp.Name, prp.Value, prp.Type
Next prp
- オブジェクト変数prpにおいて、「Name」はプロパティ名、「Value」はその値、「Type」はデータ型を表しています。データ型は「Long型＝4」というように、DAOの組み込み定数（dbLongなど）の数値に対応したものです。
- 「Connect」プロパティなど、値を取得する際にエラーとなるものもあるので、ここでは「On Error Resume Next」ステートメントで一切のエラーを無視するようにしています。
- ここで列挙されるプロパティ名は必ずしもオプション画面にある項目すべてとは限りません。未設定のプロパティはPropertiesコレクションに含まれませんので、イミディエイトウィンドウに出力されません。たとえば、「アプリケーションタイトル/AppTitle」や「アプリケーションアイコン/AppIcon」などです。
実行例：
※参考Tips：
