#510 | 複数文字列をまとめて置換するプロシージャ例 | VBA | |
VBAで文字列の置換を行うには「Replace」関数を使います。ただこの関数はひとつの文字列の置換しか行えないので、複数文字列をまとめて置換するサンプルプロシージャの例を紹介します。 次のオリジナルの「ReplacePlural」関数では、第1引数に指定された文字列の中を検索して、所定の文字列が見つかったらそれを第2引数に指定された文字列に置換します。 特徴は第3引数です。ここには検索対象の文字列を指定しますが、「ParamArray」という宣言をすることで、任意の複数の文字列を指定できるようになっています。引数が1ケでもかまいませんし、2ケ3ケと複数あってもかまいません。 通常の引数の宣言ではひとつの変数しか指定できませんが、このようにParamArrayを使い、かつVariant型の配列とすることで、可変の引数を指定することができます。 Public Function ReplacePlural(strData As String, strReplace As String, ParamArray avarFind() As Variant) As String '概要 : 文字列内を指定の複数の文字列で検索して一括置換する '引数 : strData 置換対象の元の文字列 ' strReplace 置換するの文字列 ' avarFind 検索する文字列(任意の複数の文字列を指定可) '返り値 : 置換後の文字列 Dim schar As Variant For Each schar In avarFind strData = Replace(strData, schar, strReplace) Next schar ReplacePlural = strData End Function 実行例:
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