#405 配列にデータをまとめて代入する方法 VBA

配列では、定数のように、あらかじめすべての要素に固定的な値を代入して宣言するということはできません。変数として宣言したうえで、任意のコードによって個々の要素に1つずつ値を代入するという操作が必要です。

しかし、「Array」関数を利用することによって、定数の宣言のようなイメージで、各要素にデータをまとめて代入することができます。Array関数では、代入したい複数の値を、カンマで区切って引数に指定します。

※返り値を代入する変数は、バリアント型である必要があります。
※一般的な配列とは異なり、Array関数で代入した配列については、「UBound(avarData) - 1」ではなく「UBound(avarData)」が添え字の上限となることに注意してください。



以下のコードは、avarData変数に6つのデータをまとめて代入する例です。

  Dim avarData As Variant
  Dim iintLoop As Integer

  avarData = Array("北海道", "東北", "関東", "東海", "中部", "北陸")

  For iintLoop = 0 To UBound(avarData)
    Debug.Print avarData(iintLoop)
  Next iintLoop


実行結果:
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