#384 クロス集計クエリでデータがある欄を●印で表示する方法 クエリ

一般的なクロス集計クエリでは、行見出しや列見出しを設定し、それぞれの行・列の欄にそのデータの件数(カウント)や合計値などを表示させます。
クエリのデザインビュー
クエリのデータシートビュー

これに対して、各欄に具体的な数値を出力するのではなく、その欄にデータが存在していたら"●"印を付けることによって、各行・列の値の有無だけを"図示"したいような場合があります。そのようなクロス集計クエリは、次のようにして簡単に作ることができます。

上記のクエリでは得意先別・社員別にそれぞれ何件の受注データがあるかを出力していますが、ここでは、受注データがある欄、すなわち各欄の値が正の値である欄に"●"印を付けることにします。
  1. 上記のようなクロス集計クエリをまず作成します。

  2. 続いて、「行列の入れ替え」が"値"のフィールドにカーソルを置きます。

  3. 次に、右ボタンのクリックなどによって、そのフィールドプロパティのウィンドウを開きます。

  4. そこで、「書式」プロパティの値を"●"とします。
    フィールドプロパティ
以上の操作によって、クロス集計クエリの実行結果は次のような表示に変わります。
クエリの実行結果
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