#288 印刷部数を指定して印刷する レポート、VBA

レポートのPrinterオブジェクトの「Copies」プロパティに任意の値を指定することで、その部数分の印刷を行うことができます。

下記例では、"txtCopies"という名前のテキストボックスに入力された値を使って印刷部数を設定しています。Copiesプロパティが設定されたあとに印刷を開始する必要があるため、事前に非表示でデザインビューを開き、プロパティを設定したあと、実際の印刷を実行しています。また、その設定を保存しないよう、定数acSaveNoを付けてレポートを閉じています。
Private Sub cmdPrint_Click()
'[印刷]ボタンクリック時

  Dim rpt As Report
  Dim strRptName As String
  
  strRptName = "rpt受注一覧"
  
  'レポートを非表示で開く
  DoCmd.OpenReport strRptName, acViewDesign, , , acHidden
  '印刷部数を設定
  Reports(strRptName).Printer.Copies = Me!txtCopies
  '印刷を実行
  DoCmd.OpenReport strRptName
  'プレビューが残るのでそれを閉じる
  DoCmd.Close acReport, strRptName, acSaveNo
  
End Sub

部数を指定するフォーム例
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