#216 | フォームのテキストボックスを抽出条件とするクエリー | フォーム、クエリー | |
開始日と終了日を入力する次のようなフォームがあったとします。 このフォームで入力された開始日と終了日の期間の条件(2つのテキストボックスの値)を元に、クエリーでレコード抽出したいような場合には、クエリーの抽出条件を次のようにします。 ここでのポイントは、 Forms![フォーム名]![コントロール名]
という式です。この構文を使うことによって、クエリーからフォームのテキストボックスコントロールの値を参照することができます。もちろん、コントロール名のところはテキストボックスだけでなく、コンボボックスでもリストボックスでも、オプショングループでもOKです。また、このようにして作ったクエリーは、当然ですが、フォームのレコードソースとしても使うこともできます。[OK]ボタンのクリック時イベントに、このクエリーをレコードソースとするフォームを開くマクロやイベントプロシージャを割り当てることによって、まず上図のような期間設定ダイアログを表示して、[OK]が押されたら、そこで指定された範囲のデータだけをフォームに一覧表示させるということが実現できます。 ※このような方法を使った場合には、必ず抽出条件に指定したフォームが開いている必要があります。フォームが開いていない場合には、クエリーを開いたときに、次のようなダイアログが表示されます。 フォームが開いていないときは、フォームに変わってここでその値を指定することもできます。データベース開発途中では、そのような方法でクエリーの出来をチェックしてもよいでしょう。 |
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