#185 | テキストボックスの変更前後の値を比較する方法 | フォーム、VBA | |
テキストボックスに入力された値、つまり変更後の値を取得するには"Value"プロパティを使います。例えば、テキストボックス「氏名」の値を取得するには"氏名.Value"のようなコードを記述します(実際には、"Value"プロパティは既定のプロパティですので省略することができます)。 一方、変更がすでに加えられた後に、変更前の値を取得するにはどうしたらよいでしょうか?。それには、"OldValue"プロパティを使います。 例えば次の例では、テキストボックス「氏名」が更新されたときに、更新前の値と更新後の値をメッセージボックスに表示します。これを応用すれば、テキストボックスの変更前後の値を比較して、その違いによって何らかの処理を加えるといったこともできます。 Private Sub 氏名_BeforeUpdate(Cancel As Integer)
MsgBox Me!氏名.OldValue & vbCrLf & Me!氏名.Value End Sub ※新規レコードなどで空の状態のテキストボックスにデータを入力した場合には、OldValueプロパティは値を持っていません。あくまでも、保存済みレコードを修正した場合にのみ有効です。 |
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