#081 | イースターエッグを作る | フォーム、VBA | |
イースターエッグとは、マニュアルには載っていない操作をすることによって、隠された動作や画面表示を行うものです。ちょっとしたアニメーションを表示させたり、開発メンバーの個人名を表示させたり、あるいは大きなものではそのソフトとまったく関係のないゲームができたりするものあります。場合によっては、その隠し操作を知っていることによってそのソフトの本当の作者であることを証明できるといった効果もあります。 隠された操作方法とは、例えば「ShiftとCtrlとAltを押しながら、画面のある部位をマウスの左ボタンで1回、右ボタンで2回クリックする」や、「Shiftを押しながら、3秒間の間に右ボタンを5回クリックする」のようなイメージのものです。 次の例では、フォームのラベル"lblEasterEgg"上で「ShiftとCtrlとAltを押しながらマウスの右ボタンをクリックする」と、"EasterEgg!"というメッセージボックスが表示されます。 Private Sub lblEasterEgg_MouseDown(Button As Integer, Shift As Integer, X As Single, Y As Single)
ここで、MouseDownイベントプロシージャの引数"Button"はマウスのどのボタンが押されたかを示します。また"Shift"はマウスのボタンが押されたときの Shiftキー、Ctrlキー、Altキーの状態を示します。これらの状態は、Accessの組み込み定数と照合することによって調べることができます。If (Button = acRightButton) And _ (Shift = (acShiftMask + acCtrlMask + acAltMask)) Then MsgBox "EasterEgg!" End If End Sub |
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