#006 マスタのレコードを削除したら対応するデータテーブルのレコードも削除する方法 データベース

商品マスタや社員マスタといったマスタテーブルのレコードを削除したら、そのレコードのキーと同一のキーを持つ、受注テーブルや給与テーブルなどのデータテーブルのレコードもいっしょに削除するには、リレーションシップの「参照整合性」で『レコードの連鎖削除』を設定します。

例:
商品マスタテーブルに商品コード"0001"というデータがあるとします。商品コードはこのテーブルの主キーです。

一方、受注テーブルには商品の受注実績が、商品コード・受注日・受注数量・納期というように保存されているとします。商品マスタテーブルの商品コードとは1対多の関係にあり、商品コード"0001"の受注実績は複数レコード存在しています。

この2つのテーブルに対して『レコードの連鎖削除』を設定すると、マスタから商品コード"0001"のレコードが削除された場合、自動的に受注テーブル上の商品コード"0001"のすべてのレコードも同時に削除されます。クエリーやモジュールを使って削除する必要はありません。

リレーションシップウィンドウ

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