31 テーブルを新規作成する

テーブルを新規作成するには、次のような手順でプログラムを実行します。
  1. 「CreateTableDef」メソッドに作成したい”テーブル名”を指定して実行することで、テーブルの枠を生成する

  2. 「CreateField」メソッドに”フィールド名”と”データ型”(※注)を指定して実行することで、フィールドを生成する

  3. 新規作成したテーブルの「Fields」コレクションにそのフィールドを追加する

  4. 必要なフィールドの数だけ、2と3を繰り返す

  5. 最後にデータベースの「TableDefs」コレクションに上記のテーブル定義全体を追加する
  • 注:データ型には次の組み込み定数を指定します。なお「短いテキスト型」については、3つめの引数としてその”フィールドサイズ”の数値も指定します。
  • 短いテキスト型dbText
  • 長いテキスト型dbMemo
  • バイト型dbByte
  • 整数型dbInteger
  • 長整数型dbLong
  • 単精度浮動小数点数型dbSingle
  • 倍精度浮動小数点数型dbDouble
  • 日付/時刻型dbDate
  • 通貨型dbCurrency
  • Yes/No型dbBoolean
プログラム

Sub SampleCode_31()
'テーブルを新規作成する

  Dim dbs As Database
  Dim tdf As TableDef

  Set dbs = CurrentDb

  'テーブル定義の作成
  Set tdf = dbs.CreateTableDef("mtbl顧客リスト")

  'フィールド定義の追加
  With tdf
    .Fields.Append .CreateField("顧客番号", dbLong)
    .Fields.Append .CreateField("氏名", dbText, 30)
    .Fields.Append .CreateField("フリガナ", dbText, 50)
    .Fields.Append .CreateField("郵便番号", dbText, 7)
    .Fields.Append .CreateField("生年月日", dbDate)
    .Fields.Append .CreateField("特別会員", dbBoolean)
  End With

  'テーブル定義をデータベースに追加
  dbs.TableDefs.Append tdf

  'ナビゲーションウィンドウを最新情報に更新
  RefreshDatabaseWindow

End Sub

実行例
■実行前

■実行後

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