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現在開いているすべてのフォームにおいて、デザインビュー上で選択されているコントロールの一覧を収集します。
- 開いているすべてのフォームのコレクションである「Forms」の中から、For Each〜Nextステートメントでひとつずつフォームを取り出し、「Form」オブジェクトの変数「frm」にセットしていきます。
- 取り出されたひとつのフォームについて、そのフォームの名前である「Name」プロパティの値をイミディエイトウィンドウに出力します。
- さらに、そのフォーム内のすべてのコントロールのコレクションである「Controls」の中から、For Each〜Nextステートメントでひとつずつコントロール情報を取り出し、「Control」オブジェクトの変数「ctl」にセットしていきます。
- 取り出されたひとつのコントロール情報のうち、そのコントロールが選択されているどうかを表す「InSelection」プロパティの値を調べます。
- その値が”True”であれば選択された状態になっているので、そのコントロールの名前である「Name」プロパティの値をイミディエイトウィンドウに出力します。
※「InSelection」プロパティはデザインビューでのみ使用可能です。開いているフォームがすべてデザインビューでない場合はそのフォームでエラーとなります。
Sub Sample_4_18()
'開いているフォームで選択されているコントロールを収集する
Dim frm As Form
Dim ctl As Control
For Each frm In Forms
Debug.Print "■" & frm.Name
For Each ctl In frm.Controls
With ctl
If .InSelection Then
Debug.Print .Name
End If
End With
Next ctl
Debug.Print "------------------"
Next frm
End Sub
実行例：
※オレンジの枠線で囲まれ、周囲に■のハンドルが付いているのが”選択されている”コントロール
