#070 FormatCondition

FormatConditionオブジェクトの各プロパティ

コントロールの条件付き書式が設定されているFormatConditionオブジェクトの各プロパティを操作することで、条件付き書式を追加したり変更したりすることができます。

FormatConditionオブジェクトには主に次のようなプロパティがあります。
  • "BackColor/背景色" プロパティ
  • "Enabled/使用可能" プロパティ
  • "FontBold/フォント太字" プロパティ
  • "FontItalic/フォント斜体" プロパティ
  • "FontUnderline/フォント下線" プロパティ
  • "ForeColor/前景色" プロパティ

※VBAでプロパティ変更を行う場合は、FormatConditionsコレクションの引数の番号で指定する条件付き書式がすでに設定されている必要があります。

※他にも"Expression1"プロパティや"Operator"プロパティなどがあり、条件付き書式の"条件式"などを取得することが可能ですが、既存の条件付き書式のそれらの設定をVBAから変更することはできません。ただし、Addメソッドによって新規の条件付き書式を追加する際に設定することは可能です。



テキストボックス、コンボボックス

Private Sub fraProperty_AfterUpdate()
'[プロパティの設定]オプショングループの更新後処理

  'IDテキストボックスの条件付き書式を変更する
  '(IDテキストボックスにはマニュアルで条件付き書式が1つすでに設定されています)
  With Me!ID
    Select Case Me!fraProperty
      Case 1
        '1つ目の条件付き書式(FormatConditionsコレクションの1ケ目)を設定
        With .FormatConditions(0)
          .BackColor = 39423
          .ForeColor = vbWhite
          .FontBold = True
          .FontItalic = False
        End With
      Case 2
        With .FormatConditions(0)
          .BackColor = vbBlack
          .ForeColor = vbCyan
          .FontBold = False
          .FontItalic = True
        End With
    End Select
  End With

End Sub
  • 「ID」のテキストボックスに"Case 1"のコードの条件付き書式を設定した場合


  • "Case 2"のコードの条件付き書式を設定した場合
| Index | Prev | Next |

 

Copyright © T'sWare All rights reserved