#023 BoundColumn

"BoundColumn/連結列" プロパティ

コンボボックスなどに複数列が表示されている場合、項目を選択したときに何列目の値をフィールドに保存するかを指定します。
VBAにおいては、その列の値がValueプロパティで取得されます。

コンボボックス、リストボックス

Private Sub fraProperty_AfterUpdate()
'[プロパティの設定]オプショングループの更新後処理

  With Me!cbo選択
    Select Case Me!fraProperty
      Case 1
        '連結列を1列目に設定
        .BoundColumn = 1
      Case 2
        '連結列を3列目に設定
        .BoundColumn = 3
    End Select
  End With

End Sub
以下のサンプルフォームでは、コンボボックスの名前が「cbo選択」で、右隣のテキストボックスには「=[cbo選択]」というコントロールソースが設定されています。

  • 「5 秋田県」を選択した場合、連結列が1列目だと、テキストボックスはコンボボックス1列目の「5」を参照しますので、テキストボックスに「5」という数値が表示されます。




  • 連結列が3列の場合には、コンボボックス3列目の「秋田県」という文字がテキストボックスに表示されます。

※このサンプルフォームの場合、デザイン時の初期設定として、コンボボックスの連結列を3に設定しておく必要があります。1列目は数値、3列は文字列なので、1→3の変更時に「文字を数値フィールドに代入できない」旨のエラーが発生してしまうためです。
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