#25 パラメータクエリの移行

Accessのパラメータクエリは、引数を持ったストアドプロシージャに書き換えます。


Accessでは、毎回異なる条件をクエリに与える場合、それを固定値で指定するのではなく、"[対象受注コード]"のようなカッコを使った記述で指定します。これをパラメータクエリといい、クエリを実行するたびにその値を指定して、動的に条件を切り替えることができます。
Accessクエリのデザインビュー

クエリをデータベースウィンドウから直接開く場合には、パラメータを入力するためのダイアログが表示されます。またVBAから実行する場合には、QueryDefオブジェクトのParameterコレクションから値を指定してクエリを開きます。
パラメータの入力ダイアログパラメータの入力ダイアログ


MSDE(SQL Server)では、パラメータクエリのパラメータをストアドプロシージャの引数として列挙します。その引数を指定してストアドプロシージャを呼び出します。
MSDEでのSQLの記述
※ストアドプロシージャの場合、引数名の先頭には「@」を付けます。

ストアドプロシージャの実行


クエリアナライザの実行結果例
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