| Accessにとってリレーションシップは非常に重要な要素の1つです。しかし、データベースの開発途中においては、時としてそれが邪魔になる場合もあります。リレーションシップが設定されたテーブルを一時的に他のテーブルに切り替えてテストしてみたい、リレーションシップが設定されたフィールドのデータ型を他の型に変更したいといった場合、一度テーブル間のリレーションシップを削除し、変更後に再設定するといった操作を行わなければなりません。マスタテーブルのように、多くの他のテーブルと結合されているようなテーブルの設定を変更するのは非常に手間のかかることです。また、参照整合性・連鎖更新・連鎖削除や結合の種類といった多くの設定項目があるため、リレーションシップを1つ元に戻すにしても、間違った復元もしかねません。そのような作業を効率的にかつ正確に行えないかと作ったのが、このリレーションシップ退避&復元ツール「T'sRel」です。さらにこのツールを使えば、リレーションシップの一時的な削除(退避)やその復元だけでなく、連鎖更新・連鎖削除や結合の種類といったリレーションシップの属性も、複数の関係について一括して更新するようなことも可能になります。 リレーションシップ退避&復元ツール T'sRel  Ver 1.00
 
 
 
 特 徴「T'sRel」はこんなときに使うと便利です。 
        リレーションシップで結合されたテーブルを一時的に他のテーブルに切り替えたいとき
        リレーションシップで結合されたフィールドのデータ型などを変更したいとき
        リレーションシップのウィンドウで結合を削除したにも関わらず、内部的にその情報が残っていて、それをクリアしたいとき
        リレーションシップの複数の結合を、一括して削除したり変更したりしたいとき
        リレーションシップの情報をテーブル化して見たいとき
       
 
 使い方の例 
         任意のMDBファイルが開いている状態でAccess[ツール]メニューの[アドイン]を選択し、さらにその中の[リレーションシップ退避復元]をクリックして
        T'sRel を起動させます。起動すると、T'sRel のメイン画面が表示されます。 
 
まず、[リレーションシップの退避]ボタンをクリックします。これによって、ただちにすべてのリレーションシップ情報が
        T'sRel に格納(退避)されるとともに、現在開いているデータベースからすべてのリレーションシップの結合が削除されます。
  
 
続いて、必要に応じて[退避したリレーションシップの編集]ボタンをクリックします。これは、T'sRel
        に格納されたすべてのリレーションシップ情報を一覧表示するもので、その内容を編集することも可能です。内容を変更した場合には、変更内容に基づいてリレーションシップが復元されます。また、何の変更も行わなかった場合やこのボタンを使わなかった場合には、元のリレーションシップがそのままの状態で復元されることになります。
  
 
リレーションシップが設定されていたテーブルの交換や、フィールドのデータ型の変更、その他リレーションシップが邪魔となっていたすべての作業が終了したら、最後に[リレーションシップの復元]ボタンをクリックします。これによって、すべてのリレーションシップが復元されます。
   
 
 動作に必要なソフトT'sRelをご使用になるにはAccess2000またはAccess2002が必要です。 
 インストール方法、その他の詳細については、同梱されている Readme.TXT を参照して下さい。
 
 
 
 ダウンロード  ダウンロード (TSREL100.LZH、43,573 バイトあります) 
 
 
 
 
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