Access2010/2007仕様書作成ツール T'sDoc 6 Ver 6.01
『T'sDoc 6』は、Microsoft®Access 2010 または2007 で動作する、Access2000以降で作成されたデータベースファイルを解析して仕様書を作成する、ドキュメンテーションツールです。
本バージョンでは、Access自体の2007や2010へのバージョンアップに伴い、テーブルのフィールドのデータ型、クエリの種類、フォームやレポートオブジェクトのプロパティ、各コントロールのプロパティ、新しい種類のコントロールなど、解析対象を追加・変更しました。
また、フォーム定義書およびレポート定義書において、データベース実行時のスクリーンショットのファイル(.BMP等)を別途作成・登録しておくことで、定義書にその画像を出力する機能を追加しました。
さらに、仕様書データの「PDFファイル出力」機能や「Excelワークシート出力」機能、データベースプロパティや説明プロパティの設定あるいはスクリーンショットの画像登録などを行う「支援ツール」機能を追加しました。
特 徴
- テーブル・クエリ・フォーム・レポート・マクロ・モジュールの各オブジェクトの一覧表をはじめ、コントロールやプロシージャレベルの定義、各オブジェクト相互の関連表など、32種類の仕様書を作成できます。
- 表紙と目次も含めた「データベース仕様書」としての一式を印刷出力することができます。
- 作成された仕様書のデータを、それぞれ「PDFファイル」として出力することができます。Accessを持っていない人にも配布して閲覧・印刷させることが可能です。
- 仕様書のデータを「HTMLファイル」として出力することができます。WEBページでの仕様書公開など、イントラネット等でも活用することができます。これらのHTMLファイルは自由に加工・アレンジすることができ、さらには、出力されるHTMLには外部スタイルシートが適用されていますので、T'sDocから出力する際に(あるいは出力後にマニュアルで)その設定を変えることによって、さまざまなバリエーションのページデザインにすることができます。
- T'sDocによって解析されたデータを「Excelワークシート」や「CSVファイル」にそのまま出力することができます。これによって、T'sDocが持つ所定のフォーマットの仕様書(レポート)に出力するだけでなく、自分で自由にさまざまなフォーマットにアレンジしたり、データを再利用したりすることができます。
- 各種の「関連表」の仕様書はオブジェクト相互の関係、たとえばテーブルとクエリの関係やフォームとテーブル/クエリとの関係などを簡単に把握することができますので、開発中のデータベースの解析や保守にも役立てることができます。
- 作成された仕様書のデータの中から指定のキーワードを含むオブジェクトを検索・表示することができますので、開発中あるいはメンテナンス時のリファレンスツールとしても使うことができます。
- 支援ツールを利用することによって、仕様書に出力される「データベースプロパティ」や各オブジェクトの「説明」プロパティをT'sDoc内の一覧画面で設定・変更したり、フォーム定義書やレポート定義書に出力される実行時のスクリーンショットの画像を登録したりすることができます。
- 作成された仕様書のデータもまたAccess2010/2007のデータベースファイルとして保存できますので、それを自由に加工したり、T'sDocに読み込んで仕様書類を再出力したりすることも可能です。
作成される仕様書
画面イメージ
PDF出力例
実際にT'sDocが出力したいくつかのPDFファイルをご覧になれます(PDFファイル名はWeb用に変更されており実際のものとは異なります)。
HTML出力例
実際にT'sDocが出力したHTMLをご覧になれます(サンプルのためプログラムの記述ルールを適用してないものもあります)。
Excelワークシート出力例
実際にT'sDocが出力したExcelファイルをご覧になれます(サンプルのため一部の仕様書データのみです)。
Ver6.00からの変更点
- 支援ツールにおいて、データベース情報を変更してもデータベースプロパティに反映されないことがある不具合を修正しました。
Ver5.20からの変更点
- Access2010/2007に対応しました。
- ファイル形式を2010/2007対応として「.mda」から「.accda」へ変更しました。
- 2010/2007対応に伴い、テーブルのフィールドのデータ型、クエリの種類、フォームやレポートオブジェクトのプロパティ、各コントロールのプロパティ、新しい種類のコントロールなど、解析対象を追加・変更しました。
- 「フォーム定義書」および「レポート定義書」において、データベース実行時のスクリーンショットのファイル(.BMP等)を別途作成・登録しておくことで、定義書にその画像を出力する機能を追加しました。
- 仕様書データの「PDFファイル出力」機能を追加(2010/2007対応に伴い従来のSNPファイル出力機能は抹消)しました。
- HTML出力において各ページにページ移動用のメニューを追加しました。
- 仕様書データの「Excelワークシート出力」機能を追加しました。
- データベースプロパティや説明プロパティの設定あるいはスクリーンショットの画像登録などを行う「支援ツール」機能を追加しました。
- その他、細かい部分でのインタフェース変更やバグ修正、Accessのバージョンアップに伴う変更・追加等を行いました。
シェアウェアについて
T'sDoc 6 はシェアウェアです。試用の範囲を越え継続的に使用される場合には、使用料(3,000円)を送金の上、ユーザー登録を行って下さい。送金につきましては次のいずれかをご利用ください。
- ベクターシェアレジ SR315860
- 銀行振込
- 郵便振替
また、シェアウェア未登録時の機能制限は以下の通りです。作成できる仕様書の種類やその内容、あるいはPDF・HTML・Excel・CSV出力等の利用可能な機能についても特に制限はありません。
- 起動時にシェアウェア未登録のメッセージが表示されます。
- 各仕様書のヘッダに未登録のコメントと作者名などが印刷されます。
- 各HTMLファイルのヘッダに未登録のコメントと作者名が出力されます。
- 各Excelワークシートの先頭セルやCSVファイルの先頭行に未登録のコメントが出力されます。
動作に必要なソフト
T'sDoc 6 をご使用になるには Access 2010 または 2007 が必要です。
- Access2003以前のバージョンでは動作しません。
- ただし、構造を解析したり仕様書を作成したりする対象データベースとしては、Access2003〜2000のMDB形式のものも可能です。
その他の詳細については、T'sDocのヘルプをご覧ください。
ダウンロード
ダウンロード (TSDOC601.ZIP、576,789 バイトあります)
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