#511
コンボボックスの「自動拡張」プロパティのように、”選択すべき項目の先頭文字を入力していくと順次その文字で始まる項目にジャンプする”という機能をアレンジし、『テキストボックスに１文字ずつ入力していくと、その文字例で始まる項目だけをリストボックスに絞り込み表示する』という例です。
ここでは、テキストボックスの変更時イベントを利用することで、そこに１文字入力されるたびにその内容（Textプロパティ値）を取得、それを元に絞り込み用のSQL文を組立て、リストボックスのRowSourceプロパティに代入しています。
プログラム例：
Private Sub txt抽出得意先_Change()
'[抽出得意先]テキストボックスの変更時
Dim strSQL As String
strSQL = "SELECT 得意先コード, フリガナ, 得意先名 " & _
"FROM 得意先 " & _
"WHERE フリガナ Like '" & Me!txt抽出得意先.Text & "*'"
Me!lst得意先.RowSource = strSQL
End Sub
実行例：
※このサンプルフォームでは、あらかじめデザイン時のプロパティシートにおいて、リストボックスの値集合ソースプロパティに「得意先」テーブルを指定してあります。
