#284 コマンドボタンの自動繰り返しプロパティの活用法 フォーム、VBA

自動繰り返しのサンプルフォーム右図のようなフォームを用意し、コマンドボタンのクリック時イベントプロシージャに、テキストボックス"txtValue"の値を+1するプログラムを割り当てます。
Private Sub cmdUp_Click()

  Me!txtValue = Nz(Me!txtValue) + 1
  Me.Repaint

End Sub

これによって、コマンドボタンをクリックするたびに確かに値が+1されますが、一気に+10したい場合も10回クリックを繰り返さなければなりません

このようなときに使うのが、コマンドボタンの「自動繰り返し」プロパティです。

このプロパティを"はい"に設定変更してみましょう。そうすると、コマンドボタンをマウスで押し下げしている間、どんどん数字がカウントアップしていきます。そして、マウスを離すとカウントアップが止まります。つまり、このプロパティ設定によって、ボタンを押している間、繰り返し繰り返しそのイベントプロシージャが実行されるようになります。


なお、上記のRepaintメソッドは、フォームを再描画してカウントアップしていく様子を目で見えるようにするためです。処理内容によっては必要ありません。
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