#208 フォームのタイマ時イベントを停止/再開させるには? フォーム、VBA

フォームの"Timer/タイマ時"イベントプロシージャを使って、一定時間間隔で何らかの処理をさせたい場面はよくありますが、それはフォームが閉じられるまで永遠に繰り返されるわけではありません。"TimerInterval/タイマ間隔"プロパティをVBAによって設定することによって、一時的にタイマ時イベントの発生を停止させたり、再開させたりすることができます。

次の例では、1秒ごとにラベルコントロール"lblClock"に現在の時刻を表示・更新しますが、"cmdStop"ボタンによって表示を停止、"cmdRestart"ボタンによって表示を再開させることができます。
サンプルの実行画面
Private Sub Form_Timer()
'タイマイベント発生時

  'ラベルに現在の時刻を表示
  Me!lblClock.Caption = Format$(Now(), "hh時nn分ss秒")

End Sub

Private Sub cmdStop_Click()
'[停止]ボタンクリック時

  'タイマ間隔プロパティをゼロにする
  Me.TimerInterval = 0

End Sub

Private Sub cmdRestart_Click()
'[再開]ボタンクリック時

  'タイマ間隔プロパティを1秒(1000ms)に再設定
  Me.TimerInterval = 1000

End Sub
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