Chapter3-3 イベントプロパティとイベントプロシージャ

イベントプロパティとイベントプロシージャ

イベントプロパティとイベントプロシージャは似たような言葉ですが、その意味は異なります。

  • 「イベントプロパティ」は、イベントが発生したときにどんな種類の動作をするかを示したもので、マクロ名やFunctionプロシージャ名、あるいはイベントプロシージャもその1つとして指定できる

  • 「イベントプロシージャ」は、イベントが発生した際の動作をVBAのコードで記述した、クラスモジュール上のSubプロシージャのこと

つまり、両者は、「イベントプロパティ ⊃ イベントプロシージャ」という関係にあります。



VBAをマスターしたなら、イベントの処理はすべてイベントプロシージャで行なうことを推奨します。
マクロやFunctionプロシージャなどを使うと、その呼び出し箇所や実体があちこちに散在してしまい、メンテナンスが面倒になります。
すべてをモジュールに記述することによって、VBEの機能を活用できます。ある文字列を検索したり、一括置換したり、あるいは他のプロシージャの呼び出しを追跡することも可能となります。
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