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         "IMEHold/IME 入力モード保持" プロパティ
 
 コントロールがフォーカスを失う直前のIME入力モードの状態を、次回フォーカス取得時まで保持するかどうかを設定します。Trueに設定した場合、IME入力モードが保持され、次回フォーカスが取得されたとき、前回フォーカスがあったときのIMEモードの設定が復元されます。
 
 
 テキストボックス、コンボボックス、リストボックス
 
 
        Private Sub fraProperty_AfterUpdate()'[プロパティの設定]オプショングループの更新後処理
 
 With Me!txtData
 Select Case Me!fraProperty
 Case 1
 'IME入力モードを保持しない
 .IMEHold = False
 Case 2
 'IME入力モードを保持する
 .IMEHold = True
 End Select
 End With
 
 End Sub
 
 
          左のテキストボックスのIME入力モードは"オフ"に初期設定されています。IME入力モードを保持しない場合、IMEを"ひらがな"に変更しても、他のコントロールにフォーカスを移動したあと再度このテキストボックスにフォーカスを戻すと、IMEは初期設定の"オフ"に戻ります。
 
 
            左のテキストボックスにフォーカスがある状態で、IMEを"全角ひらがな"に変更します。
  そのまま、右のテキストボックスにフォーカスを移動します。このときIMEのモードは右のテキストボックスの設定に合わせて変わります。
  フォーカスを左のテキストボックスに戻します。このとき、IMEモードは、このテキストボックスの初期設定である"オフ"になっています。
   
 
一方、IME入力モードを保持するように設定すると、IMEを"ひらがな"に変更して他のコントロールにフォーカスを移動したあと再度このテキストボックスにフォーカスを戻すと、IMEは最後の状態であった"ひらがな"になります。
 
 
            左のテキストボックスにフォーカスがある状態で、IMEを"全角ひらがな"に変更します。
  そのまま、右のテキストボックスにフォーカスを移動します。
  フォーカスを左のテキストボックスに戻します。このとき、IMEモードは、このテキストボックスが最後にフォーカスを持っていたときの設定である"全角ひらがな"に復元されています。
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