#26 アクションクエリの連続実行

MSDEでは、複数の連続したアクションクエリの実行を1つのストアドプロシージャにまとめることができます。


Accessでは、1つのクエリで1つのアクション(追加・更新・削除)しかできません。複数のアクションクエリを連続して実行するためには、1つ1つデータベースウィンドウから実行させるか、マクロもしくはモジュールでその一連の処理を記述する必要があります。また、それらの1まとまりの処理を他のデータベースでも流用したいような場合も、複数のオブジェクトをまとめてエクスポートしたりして移行する必要があります。
Access削除クエリのデザインビュー
Access追加クエリのデザインビュー
Access更新クエリのデザインビュー

VBAから3つのクエリを連続実行させるコード
VBAでのコード例


MSDE(SQL Server)では、任意のストアドプロシージャを作成し、そこにアクションクエリに該当するSQLを複数記述することができます。その1つのストアドプロシージャを呼び出すことで、それらのSQLを一度に実行させることができます。
また、すべての処理がサーバー側だけで行われるため、通常、Access側のリンクテーブルに対してアクションクエリを実行するより高速に処理されます。
MSDEでのSQLの記述

ストアドプロシージャの実行


クエリアナライザの実行結果例
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