#24 テーブル間の更新

あるテーブルの内容で別のテーブルを更新する更新クエリは、「UPDATE文」を使ったSQLに書き換えます。


Accessでは、クエリのデザインビューによって更新元および更新先テーブルの指定、および更新値を指定します。
Accessクエリのデザインビュー

更新データの保存されたテーブル
更新データの保存されたテーブル
更新前の元テーブル
更新前の元テーブル
上記クエリで更新されたあとのテーブル
更新結果

MSDE(SQL Server)では「UPDATE文」を使ったSQL文を記述します(実際にはストアドプロシージャとして記述します)。

ただしこのとき、Accessのデザインビューによって作られたクエリのSQLをそのまま貼り付けただけでは、MSDEでは構文エラーとなって動作しません。Accessで自動的に作られたSQLにはFROM句がありません。また複数のテーブルを結合しているクエリの場合、テーブルの結合式のあとにSET文があります。MSDEに置き換える場合には、FROM句も含めて、この結合はSET文の後ろに位置を変える必要があります。

Accessで作られたSQL
Accessで作られたSQL

MSDEでのSQL (UPDATE〜SET〜FROMの順番)
MSDEでのSQLの記述

クエリアナライザの実行結果例
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